工場知識

食品工場のライン作業・機械オペレーターについて解説【実体験】

「ライン作業って何をする人なの?」

「機械オペレーターって何をする人なの?」

「ライン作業とオペレーターならどっちが良いのかな?」

「向き不向きの判断基準が知りたい!」

このような疑問に答えます。

大きく分けると、食品工場の現場作業には「ライン作業者」と「機械オペレーター」の2種類の仕事があります。

私は両方経験しているので、経験した人ならではの視点で、それぞれの作業について説明していきます。

この記事を読むと、「ライン作業・機械オペレーターの仕事内容」、「自分がどちらの仕事に向いているか」が分かるようになります。

基礎知識:ライン工場とは?

ライン工場を簡単に説明すると、複数の作業員がそれぞれ別の単純作業を行い、1つの製品を作り上げていく流れ作業を行っている工場のことになります。

よくテレビとかで見るような目の部分しか出てない真っ白な作業着で、仕分け作業や箱詰め作業をしている人達ですね。

厳密に言うと複雑なので、ライン工場は「テレビでよく見る、仕分け作業しているやつだ」ぐらいの認識で問題ありません。

食品工場のライン作業者とは?

記事冒頭でも記載した通り、ライン作業者とは、複数の作業員がそれぞれ別の単純作業を行い、1つの製品を作り上げていく流れ作業に従事する人のことです。

仕分け・箱詰めなどの作業が代表的でしょう。

ライン作業者の特徴としては以下の通りです。

①長時間の単純な流れ作業

②作業中は無言でタンタンとこなす

③主に派遣・パート・契約社員が担当する

食品工場の場合は、お客の口に入るものを作っている最終工程になるので、異物や不良品は厳しくチェックし、少しでも疑わしいものは全て弾くという意識で作業します。

目の前の製品にのみ集中し、単純作業をこなす仕事です。

ライン作業に向いている人

ライン作業に向いている人は、「流れ作業・単純作業が好きで、コツコツ作業できる人」のことです。

単純作業なので、慣れてしまえば色々と考える余裕があります。妄想などポジティブな考え事が得意な人ならあっという間に時が過ぎるでしょう。

1つの作業を極めたい人にもオススメですね。

ライン作業が単純作業とはいっても、正確さは求められます。

いかに「早く綺麗に出来るか極めてやる!」みたいな向上心を持てる人なら作業を心の底から楽しむことが出来るでしょう。

ライン作業に向いていない人

ライン作業の場合、何時間も同じ作業をすることはザラなので、単純作業や流れ作業、細かい作業が苦手な人には地獄の作業」といえます。

単純作業に慣れると考え事をしてしまう環境なので、ネガティブ思考な人はドンドン深みにはまってしまうので、向いていないでしょう。

また、作業中は他の作業者と喋る機会が少ないので、人と喋るのが好きな人も向いていません。

「毎日違う刺激を求める」、「人と関わる仕事がしたい」ような人には地獄の環境です。

 

食品工場の機械オペレーターとは?

機械オペレーター業務とは、工場の機械を操作し、日々の管理を行う仕事のことです。

食品工場の機械オペレーターは、原料の仕込み業務も作業に含まれます。主に仕込み作業というのは、製品の元となる原料を大きなタンクに入れて混ぜ合わせる作業を指します。

機械オペレーターの特徴は以下の通りです。

①機械を日々管理し、操作やメンテナンスも行う

②重量物を運搬する可能性が高い

③作業標準書の通りに作業する必要がある

まとめると「原料混ぜ合わせて仕込みを行い、機械を使って食品作って、日々の機械メンテナンスもしますよ」というお仕事です。

機械の知識が必要そうに感じますが、工具の名前すら知らなくても問題ありません。

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オペレーターに向いている人

機械オペレーターに向いているのは、「力仕事が苦にならず、機械いじりが好きで、指示通りに動ける」ような人です。

オペレーターという名前だからといって、監視業務だけではなく、仕込み作業を行います。私が経験した重量で例を挙げると、25kg程度の荷物を運搬していました。もっと軽い物もありますが、25kgぐらいのものは持つ覚悟が必要です。

また、簡単なメンテナンスだと機械オペレーターがやることになります。機械を分解したり組み立てたりすることが好きな人は楽しい仕事でしょう。

日々の作業は、作業標準書に従って作業を行います。なので、毎日行う作業は似たようなものが多く、同じ作業を毎日繰り返している様な気分になります。

ライン作業者同様、毎日同じことの繰り返しでも大丈夫な人が、機械オペレーターに向いているといえるでしょう。

オペレーターに向いていない人

機械オペレーターに向いていないのは、「暑さに弱く、毎日違う仕事を望み、改善意欲がない」ような人です。

工場の多くは、機器の発する熱に空調設備が負けて暑くなっています。暑い中で作業出来ない人は難しいでしょう。

また、オペレーターに向いている人で記載した通り、手順通りに作業を行う毎日が待っています。毎日違う仕事をして、刺激を得たい!と考えている人には不向きといえます。

機械オペレーター業務はライン作業者とは真逆で、完全に肉体労働となります。

体力や筋力を必要とする肉体労働を希望していない人には向いていません。

正社員・派遣・契約社員で作業内容は変わるのか?

雇用形態により、基本的な配置は以下の通りになります。

正社員:機械オペレーター

派遣:ライン作業

契約社員:ライン作業

ただし、正社員にいずれしようと考えて採用をした場合は、正社員以外も機械オペレーターになりますし、人手不足で仕方なく募集している場合もあります。

例外はあるけど、基本的にはこの配置だと考えておけば問題ありません。

ちなみに、「機械オペレーターとして就職したらライン作業はしない」と思ってしまうかもしれませんが、それについてはNOです。

仮に人手が潤沢な工場があるしたら、答えはYESとなるでしょうけど、多くの工場が人手不足に嘆いているのが現実です。

人手不足の中で、「ライン作業者が急に休んでしまったら?」「トイレや休憩は?」などの問題が出てきます。人手不足を埋めるために機械オペレーターがライン作業に従事するパターンはよくあります。

なので、機械オペレーターとして就職した場合は丸一日ライン作業に従事する事は稀ですが、ライン作業をしない訳ではないと思っておいた方が懸命です。

逆にライン作業者が機械オペレーターをすることは、配置換えがない限りは無いと考えておいていいでしょう。

食品工場の仕事内容まとめ

この記事をまとめると以下のようになります。

・ライン作業は単純作業、機械オペレーターは複数の業務をこなす

・ライン作業に向いているのは「流れ作業・単純作業が好きで、コツコツ作業できる人」

・機械オペレーターに向いているのは「力仕事が苦にならず、機械いじりが好きで、指示通りに動ける人」

・正社員での採用を狙うなら機械オペレーターを目指そう

こんな感じになりますね。

正社員でライン作業を狙うのは少し勿体ないですし、難しいので、オペレーター業務前提で求人を探しましょう。

逆に契約社員・派遣で就職したいなら、機械オペレーターが難しくなるので、ライン作業を目指した方が良いです。

食品工場は学歴不問で未経験OKの求人が多く出されています。清潔感とやる気さえあれば、いくらでも採用されるチャンスがあるので、興味があれば食品工場に応募してみましょう。

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